のぞみ牧場学園のアニマルセラピーとは?
「アニマルセラピー」とは動物介在活動(AAA)と動物介在療法(AAT)を総称した言葉であり、生理的・心理的・社会的な効果があると考えられています。
のぞみ牧場学園の療育では、毎回お子さんの状態や年齢に合わせて課題を設定して施行しています。また、それぞれの動物の行動特性を熟知し、動物の福祉を考えた療育を行っています。
アニマルセラピーの指導内容
責任学習
動物の行動生理学に従った正しい扱い方、飼育管理等を知ることによって、動物たちとの安定した関係を築くとともに、その責任の重要性を学びます。 面倒をみられる立場から、能動的立場にたつ事により社会的責任を学び自己行動に対する意識を高めます。
- ブラッシンング(強さ、方向性等)
- 散歩(リードの付け方、引き方等)
- 厩舎内掃除
- 給餌
- 動物によって異なる扱いの学習
行動学習
動物を脅かさない、安定した行動を学びます。 多動的な子どもが、その場の状況に応じた行動の方法を学びます。
- 厩舎内の歩行の方法
- 正しいリードでの引き方
- 給餌
対人関係学習/ソーシャルスキル学習
撫で方や抱き方を通して他者とのルールある関わり方を学びます。相手への意識や立場を知る。正しい対外界行動を学び、対人行動への般化を促します。相手の気持ちや、他者認知の獲得を目指します。
- 正しい触り方
- 撫でかた(強さ、方向性等)
- 毛の生え方の方向性への知識
- 動物によって異なる扱いの学習(距離感・力加減)