社会福祉法人のゆり会 のぞみ牧場学園
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社会福祉法人 のゆり会
のぞみ牧場学園
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療育:アニマルセラピー「冬の様子」

2016.3.12

今冬は、ほとんど雪が降りませんでした。
それでも、冬は風邪などで体調を壊しやすい季節です。
子ども達も寒いだろうけれど、動物さんたちだって寒い時は寒い。
なので、少し屋内でのお勉強を多めにしていました。

「アニマル・セラピーなのだから、癒されムードで動物を撫でて、ご飯をあげて和やかにしているんでしょ?」と、思いましたか?

いえいえ。
それは、後付のオプションのようなものです。

例えば、ダグとマークの華麗なるジャンプや、機敏な動きをじっくり見る

見る時は、見る! 

触りたくなっても、自分もやってみたくなっても、待つ!
ダグとマークのこんなかっこよさ、みんなは気づいてた?

拍手をしたり、言葉で褒めたりしながら、見ることを楽しみます。
「ダグもマークも、先生のことをジッと見てる・・・何を見てるの?先生は何をしてるの?」
そんなことを考えている子もいるのでしょう。
キビキビ動くダグとマークを見ていながらも、私の動きをチェック!しているようです。

見る時が終わると、すぐにダグやマークに駆け寄って、キラキラした目で見つめながら撫でている子や、
さっきまで犬たちがいた所を、じ〜〜っとチェックする子たちがいました。

別の日には、ダグとマークの部屋やジュピターの部屋を掃除しました。
大きな敷物は、みんなで協力しないと運べない。
畳は、雑巾をしっかり絞って目にそって拭く。
オガ粉の中からウンチを見つけて拾って捨てる。
おしっこで濡れているオガ粉はすくって捨てる。

置いてある道具から、何が使いやすいか考えて、あれやこれや試行錯誤しながらがんばって掃除をしています。

犬のブラッシングをするにしても、子ども達は自分でたくさんたくさん考えます。
マークやダグは、今何をしたいのか、どうすれば楽しいのか、気持ち良いのか。

動物の反応を見ながら、いろいろ試していました

春のお彼岸が近くなってきたら、暖かい日を見計らって放牧場の播種作業も行いました。
ダグはマークの世話をしながら、子ども達の作業を見守ります。

動物さんたちにご飯をあげるにしても、当然のようにその準備から行います。
料理をする前は、石鹸を使ってきれいに手を洗います。
手を洗ったのに、頭や床を触ったら?
もちろん、手を洗うことをやり直しです。

調理台にするテーブルも、消毒完了!

食材によって、調理の仕方が違います。みんな、役割分担をして自分の任務を責任もってやり遂げます。
困ったことがあったら「手伝って」と伝えることも、大事なスキルです。
キャベツを洗って、適度な大きさにちぎったり、ニンジンを先生に切ってもらってから型抜きをして分別したり、お米を量ったり。

真剣です。もう、みんな本当にすごい集中力です。

厩舎へのんびり行って、和やかに動物さんと過ごすだけの時間もあります。
和やかですが、みんな気になるところをよく見ています。


今冬は、溶連菌感染やインフルエンザウイルス感染などが流行していましたが、元気に学園に来てくれた子ども達は、
動物さん達のためにするお世話を、楽しみながらも一生懸命行ってくれました。

本当に、生活力アップ!してくれました

一仕事終わった後は、誇らしげに動物さんたちと遊んでいました。

動物に触る。ということが良い訳ではありません。
どんな関係性の上で、触るのか。
とてもとても大事なことです。


私が行う、アニマル・セピラーは、子ども達にとって毎回毎回冒険だったかもしれません。
いろんな、いろんなことにチャレンジしてきました。
体も心もたくさん使って、よく頑張ってくれました。
私がのぞみ牧場学園で行うアニマル・セラピーは、今年の3月で終了です。
みんな、今までありがとう。
春からも、動物さん達と素敵な時間をすごしてね。

保護者の皆さま、実習や見学に来てくれた皆さま。ありがとうございました。
春からの新しい出会いを活かし、楽しく過ごしてください。

どこかでまた会えたら、笑ってお話ししましょう!
もうすぐ、清明!清々しく明るい日々がやってきます。

記 山野

 
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