『ヤッホー』2024年度2月号(pdf)
 

施設長からヤッホー

 まだまだ寒い日が続いていますが、気付けば梅の花の甘い香が漂い、春の訪れを感じるこの頃。寒いのが苦手な私にとって、春を感じる瞬間は嬉しくもありますが、実は学園のこどもたちがざわざわし始めて落ち着かなくなるのもちょうどこの時期なんです。
 「木の芽どき」という言葉がありますが、どうしてもこの時期は気温の変化が大きく、体調を崩しやすくなるもの。体調だけではありません。急激な季節の変化に、自律神経が乱れがちになり、情緒が不安定になってしまったり、睡眠の質が低下してしまったり その上に春には卒園、進級など環境的にも沢山の変化が急激に訪れるわけですからたまったもんじゃありませんね。
そんな時のおすすめは、何もしないこと。季節の変化がもたらす生き物への影響はとても大きなもの。決して頑張らず、のんびりしていれば、いつの間にか体も心も変化に適応し、前に進むことを思い出すはずです。
 「木の芽どき」は立派な花を咲かせるために、生き物たちがエネルギーを体の中に蓄え、次のステップに向けてぐるぐると渦巻いている時期。そう考えると、こどもが落ち着かなくなる、この一見ネガティブに感じる時期も、一回り大きくなるための大切なプロセスだと思えてきます。
こどもたちの成長は、いつもいつも前に進み続けることははなく、時には止まっているように見えることもあるもの。でも、その間にもこどもは沢山のことを吸収し、自分の中にしっかりと蓄えている。そのことを忘れずに、こどもたちとゆったりと向き合っていきましょう。
(施設長 藤原 舞子)

わくわくトピックス

2月のお誕生会は

今月お誕生日をむかえるお友達は3人です。
おめでとうございます┐みんなでお祝いしましょうね。

音楽発表会があります

誕生会終了後、続けて音楽発表会があります。子ども達のかわいらしい、そして心温まるすてきな発表です。どうぞお楽しみに!!

ステップワゴン運転手交代のお知らせ

横田健治が退職し、村瀬昌元が引き継ぐこととなりました。
村瀬は昨年度まで学園バスの運転手をしておりました。楽しく、そして安全第一に努めて参ります。どうぞ宜しくお願いいたします。

2月の療育スケジュール&おしらせ

★2 月5 日の週は療育グループ第3 週です。
★2 月1 日~22 日の評価期間は通常の個別指導とスケジュールが異なります。
また、心理言語療法は発達検査を実施するため、見学はご遠慮ください。

クラスからヤッホー

そら組
 プラレールで遊ぶのが好きなそら組さん。入園当初は、一人ひとり、小さい円を作り遊んでいました。それが今では、教室半分くらいを使用し、たくさんのレールを使って、大きく広ーい線路を繋げて、みんなで電車を走らせています
キラキラと素敵な笑顔╂で遊ぶ姿に一年の成長を感じるとともに、3 月のお別れが今から寂しい担任です。
担任 相馬・梅原・池田
やま組
 寒さなんてなんのその、「給食の後はお外あそびだよね!」と言わんばかりに、いそいそと帽子の準備を始める子どもたち。園庭ではシャボン玉を追いかけ、おにごっこをし、元気いっぱい駆け回っています。
最近は園庭に落ちている枝や石(子どもたちはダイヤモンドと呼んでいます。 )を集めることが好きになってきました。家でエプロンを洗濯すると、子どもたちからのプレゼント(枝や石)がポケットから出てくることも多く、ほんわかした気持ちになる担任です。
担任 中島・内海
うみ組
 1月ももう後半。クラスの本棚の中身を2 月仕様に変更!節分に関する絵本を何冊か入れると、すぐに見つけて「よんで」と持ってくる子どもたち。絵本はにこにこ笑って見ていますが、実際に鬼が来たら豆まきできるでしょうか。楽しみですね。
また最近では、ソフトブロックやレゴブロックを数人で組み立てて、お友だちと遊ぶ姿が増えてきました。うみ組で過ごすのもあと少しですが、沢山のお友だちと楽しく過ごしましょうね♪
担任 鴇田・山本・伊坂
とり組
 先月の『 おやくそくえほん』 に続いて、今のとり組で大人気の本が『 大ピンチずかん』 。「わかる~!」と思わず言ってしまうような、よくある大ピンチが沢山書かれているこの本は、「失敗しちゃうのは自分だけじゃないんだ」「ピンチになっても慌てなくて大丈夫だよ」という気持ちも学んでいけるのかなと思います。
2か月後にはそれぞれ新たな環境でまた一つ成長してゆく子ども達。ピンチの時でも大丈夫!!を合言葉に、乗り越えていける力を育んでいきたいなと思っています。
担任 髙野 ・渡辺

療育グループからヤッホー

作業グループから
 先月の『 おやくそくえほん』 に続いて、今のとり組で大人気の本が『 大ピンチずかん』 。「わかる~!」と思わず言ってしまうような、よくある大ピンチが沢山書かれているこの本は、「失敗しちゃうのは自分だけじゃないんだ」「ピンチになっても慌てなくて大丈夫だよ」という気持ちも学んでいけるのかなと思います。
2か月後にはそれぞれ新たな環境でまた一つ成長してゆく子ども達。ピンチの時でも大丈夫!!を合言葉に、乗り越えていける力を育んでいきたいなと思っています。
作業療法士 中島 佳子
アニマル・セラピーグループから
 今年は暖冬で、年が明けてからも暖かい日が続いています。アニマルセラピーグループでは暖かい日にはぽかぽかの日差しのもと、外での活動を行っています。
たとえば、馬たちのいる放牧場の中で、犬のプラムがオニになって「だるまさんがころんだ」をしたり、馬や羊にあげる牧草を、二人一組で、転ばないよう、こぼさないよう、気を付けながらリレーで運んだり と、みんな元気いっぱい楽しくお勉強を頑張っています。
もう少しで年度末。新級に向けての準備をしていきましょうね。
動物飼育担当 長谷川 一
保育グループから
 保育グループでは季節に沿ったプログラムをたくさん取り入れています。
2月は節分。豆まき会に向け、グループごとに鬼のお面づくりをしました。各グループ、工夫をこらし、表情豊かな鬼たちが完成 頭にかぶってみたり、顔につけてみたり、子どもたちが鬼に変身!節分は、怖い気持ちと楽しい気持ちが入り混じる、子どもにとっては何とも複雑な行事ですね。
もちろん「豆まき」の歌や、「鬼のパンツ」の歌も一緒に楽しんでいます。お家でも、衣類の着替えをする時、歯磨きの時、靴を履く間など、すきま時間に一緒にぜひ口ずさんでみてください♪
保育士 内海 智子
心理・言語グループから
 評価期間が始まりました。毎年この時期は、子どもたちの1年間の成長を実感し、感動しながら検査を行っています。
とはいえ、もちろん検査の結果だけが成長の全てということではありません。数値では表すことのできない、日々の中での成長も見落とすことなく感じていきたいと思います。
年長さんと一緒にお勉強できるのもあと少し
最後まで楽しく学ぼうね!!
心理士 渡辺 温子
音楽グループから
 いよいよ音楽発表会。今回は早目のスタートを切り、練習もいつもよりも多く頑張りました。
こどもたちにとっては遊びの時間に練習を頑張ることはなかなか大変なこと。でも、この発表会ではあえて練習を頑張ること、頑張ったら上手になること、みんなから褒められること。そんなことも経験してもらいたいと思い練習を重ねてきました。
ぜひ当日はこれまで頑張ってきたこどもたち一人一人に大きな拍手をお送り下さい。
音楽療法士 藤原 舞子
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